久々のタイ

去年 久しぶりに タイへ行って来た チェンマイプーケット

 

色々な国へ行って来た中で 何故か一番 タイが落ち着く 

物価が少し上がっているが これは仕方がない どこでも同じだ  一番気になったのは 

何故か 日本人の観光客が少ない 若者の旅行者も本当に少ない 。

 

初めてタイに行ったのは 23年前 バッグパッカーで一番南の島から 一番北のチェンコーンまで 二ヶ月ほど滞在した その頃は どこに行っても 日本の若者に必ず出会ったものだ 

買い物や 街をブラつけば タイの人から 日本語で店に呼び込みをかけられたものだが 今は

中国語や 韓国語で声をかけられる 

 

日本人が 海外へあまり出なくなったのは 何故だろう。

景気が悪いからか?  でも 俺が 二十代の頃は もっと景気悪かったし 貯金なんか全然無かった それでも 日本脱出!とか言って 海外へ出る事しか頭になかった 色々な経験や 冒険に 飢えていた。

 

昭和という時代に どっぷりと浸かって生きてきた俺とは 価値観が全く違うんだろうな

でも 自分の国を離れて 生活してみると 物の見方が変わる というか 日本に対しての考え方も変わると思う。     もちろん そんなことは 個人の自由だけどね。

 

次は そんな俺の 思い出でも 書いてみようかな。

 

 

 

 

 

 

まだまだこれから

人生も折り返し地点を過ぎると、今までの出来事を思い出す事がある。

今、実際大変だけど こんな風な事は過去には何度もあった

 

人間は、もしかしたら同じことを繰り返す生き物なのかも知れない

これが宿命というものなのか 俺には分からないが

 

でも どんなに大変な時も、過ぎてしまって何年か経ち

振り返ってみれば、なんとかなってしまったものだ

 

俺はいつも 平穏無事に生活が安定すると退屈になり、

無謀な挑戦をしてどん底に落ちる そしてあがき苦しむ

 

そして最後の最後に、大切なものを得たような気がする。 

 

 

旅に出よう

目的もあてもない旅 たまにはそれも いいものです

 

今の自分 今の生活にいきずまり 迷って答えが出ないとき

 

荷物をまとめ 仕事も辞めて 旅に出ました

 

タイ バンコク 18年前に訪れた町 それが今の自分の

 

スタートだったかもしれません 

 

一晩500円の安宿に泊りながら 屋台の麺を食べて

 

気がついたのは この国は女性と子供がよく働くこと

 

お母さんが作った麺を 子供が運び かたずけて

 

洗う マーケットに行けば 仕事をしているのは女性だけ

 

夕方になると どう見ても4歳か5歳にしか見えない子供が

 

新聞配達をしていました 男たちは 何をしているのかな?

 

そんなことを考えながら 汽車に乗り 北へ走る

 

スコータイ 古代の遺跡で有名な街で降りた

 

空飛ぶ野菜炒め 屋台で食べていると 頭の上を フライパンから

 

出来立ての 野菜炒めが飛び 店員の皿の上に乗る 

職人技というか曲芸 人に落ちたら 大やけど間違いなし

 

ふと かなり下の方に流れる川に目をやると 川辺に小屋を

 

立てて住む人々が 川で風呂替わりの水浴びをしていた

 

この国は 今の日本とは比べられないくらい

 

下を見ると きりがないくらいの 貧しい人々がいる

 

こんな自分探しの旅ができるなんて 自分は 何に悩み

 

 何にいきずまっていたのか?生きるだけでも精一杯な 

彼らにしてみれば 贅沢そのものだろう

 

 

 

自分が 溶けていく様なとき

この仕事をしていると 時々すごく相性というか

お互いの気の流れが良いな と感じる時があります 

 

もみほぐして 凝りをほぐしていくのですが

 

相手以上に自分が癒されていく様な 不思議な感覚 

 

自分が 溶けていく様な

 

そして あっという間に 時間が過ぎて

 

ありがとう とても楽になりました と

 

でも あなた以上に 私は癒されました

 

こんな時の言葉では表せ切れない幸福感 

 

 

あなたのおかげで また頑張れます

 

 

 

 

フェンスの向こうの アメリカ

俺がまだ子供の頃、近くに米軍の基地があった

 

学校に行きたくない時 いつもそこに行き

フェンス越しに 中をのぞいていた

 

そこで遠くに見える 金髪のウルトラマン

様に 大きな体のガイジンがいた

 

同じ人間とは思えなかった

宇宙人のようだった

 

でも 色々なワッペンを付けた ジャンプスーツを

身に着け ゆったりと作業をしている彼らが

 

やけに格好よく見えた

 

フェンスの向こう側は 別世界だった

 

 

 そのころ流行っていた人形ドラマ サンダーバード

まさにその世界

 

アメリカ AMERICA

 

俺は 必ず行くと 心に決めた。